茣蓙蔵十平〜四季刻々〜

いぐさに魅了され、い草を活かす、そしてい草によって生かされる。そ〜んな”にわかエッセイスト”が送る、いぐさに対する熱き想いや、うんちく、などなど。その他、普段考えている日常を綴っています!byやすりん

時代小説「戦(い草)冬の陣」

時代小説☆戦国時代へタイムスリップ

最近、女性の方からのコメント頂いております
しかも、セレブお〜私の事かな〜?ってお思い方!
そう、貴女ですよ

しかし私、たまに女性を敵に回すエントリーもあるかも・・・
(女性軽視ではありませんから
軽く流してやって下さいな
まあ〜酸いも甘いも知り尽くしている方ばかりなのでシャレが解るかとは思います。
これからも、ヨロピク〜


さてさて、今回新企画

時代小説

小説じゃ〜ないな?でも気持的には藤沢周平なのだ〜


それではいってみますか〜

時代小説 「戦(い草)冬の陣」はじまりはじまり〜
(パチパチパチ〜)


世は戦国時代 乱世の真っ只中。下克上と言われ各地で戦が行われていた

ここ、火の国でも例外でなく各地で激戦が繰り広げられていたのである
球磨人吉地方では相良氏 県北では菊地氏が勢力を拡大していた。

その間に挟まれた、中央部にH氏がいた。
H氏の5代目当主の名は十平
(昔の名前っぽくていいでしょ?父の実名です)
彼は、3万石(3ha)の領地から5万石(借地も合わせて5ha)にエリア拡大した猛将であった。
戦好きで(働き者で)
財政にも明るく(何事にも計算が速いです。だからJAの監事)
計画的に(月始め等の計画を立てるのが好き)

お上にも(普及所やJAの言う事はすぐ言う事を聞く)気に入られ
(でも俺の言う事はいつも疑心暗鬼
頭角をあらわした人物なのである



その後を継いだのが6代目当主「やすりん」
若い頃から「カブキ者やばさら者」と言われていた。
そうバカ殿なのである

民百姓からは「あれじゃ〜H氏も終わりだなぁ〜」
な〜んて言われる始末

そんな事も露知らず、ふんどしいっちょうで
「そんなの関係ねぇ〜そんなの関係ねぇ〜はいオッパピィ〜」
などと騒いでいたのである。
(時代を先取りしていたなぁ〜)



さて、彼(やすりん)は真剣にこう考えていた
北に菊地氏 南に相良氏。その間に我らH氏
我々が領土を広げる事でパワーバランスが成り立つ
この乱世をいち早く静め、民百姓達を安心して暮らせるようにしないと・・・
(すばらしや〜やすりん
そのためには、力をつけねば・・・
そう・・・それは、三国志で登場する軍師「諸葛孔明」曰く”天下三分の計”
にあやかったものである。

早速、彼は、近隣に戦を挑む事を考えた。

しかし・・・彼は、影武者を使い全体の指揮を任せ
自らは敵地へ忍びとして偵察へ赴くのである。
ビックリした重臣たち
「若〜それはいけません!もしや命を・・・」
「バカも〜ん。わしを誰だと思っておる
「心配するな。護衛(SP)はちゃんとつけておる」
「はぁ〜」


その護衛は「服部一蔵」と「猿飛ばない右助」の2人
甲賀流の流れを作った面々。いわば、忍者のパイオニアなのである。

ここでトレビア
この甲賀は今の滋賀県が発祥の地と言われているが実は、熊本県からであったのだ〜
(ゴメ〜ン うそです
忍者は49流派あったと言われ、それぞれの流派は、君主のためにまたそれぞれの地域発展のための活躍していたらしい。
メジャーなのが甲賀(滋賀県)
なぜ滋賀県なのか?
それは、都は京都であった戦国時代。天下を取った武将「信長、秀吉、家康」と愛知県出身
でその中間に位置して交通の要所であったからと推測されている。


話を戻すよ〜ん

「では参るぞ〜一蔵、右助」
「ははぁ〜」










数時間後・・・敵地に着いた彼らに待っていたのもは〜



一体


なんだったのか〜



これが俗に言う「戦(い草)冬の陣」なのだ〜
(言われてないけど・・・


乞うご期待





いよいよ時代小説戦(い草)冬の陣始まる
以後、お楽しみに〜
ローテク(手植え)で頑張るぞ〜1枚目植えたよ〜
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時代小説「戦(い草)冬の陣」第二話

11月も下旬になってようやく寒くなってきました。
今日1枚目の植付け終了^^順調に消化できてます
明日は2枚目の代かき。
これから益々忙しくなってきます
(いつもの事だけど・・・)




さて、今日は時代小説「戦(い草)冬の陣」の第二話であります。
まずは前回のあらすじから・・・

世は戦国時代。ここ火の国の中央に領地があるH氏の若殿(バカ殿)やすりんは影武者に指揮を任せ敵地を偵察。そこでどんなドラマが待ち受けていたのか〜
詳しくはこちら・・・



若殿(バカ殿)と2人の護衛(忍び)を伴って(服部一蔵と猿飛ばない右助)
早朝出発
一路八代へ

なぜ八代なのか?
それには、若殿(やすりん)のしたたかな、策略があった
県北に菊地氏。県南の相良氏どちらかに組し、どちらかと戦わねばならぬ!
両者横綱同士。重臣たちも思案しかねていた。

県南にある相良氏は、清流「球磨川」の上流盆地に領地はある。従って、下流の八代を制圧すれば、領土拡大は”絵に書いた餅”
菊地氏の後ろ盾を持って、まずは相良氏を滅ぼす

そう考えていたのだ。しかし、ここで菊地氏へ借りを作るのは得策ではない。是が非でも、我らの手で倒さねばならぬ・・・











さてさて。八代への道中。今の千丁町に到着。そこに見たのは
網道境い草
「これはなんじゃ〜」
「はは〜これはい草でございます」
「い草?で・・・どうするのじゃ?」
「はっ、畳になると言う事です」
なるほど・・・これが畳になるのか!

ここでトレビア
熊本県におけるい草の歴史は古く1005年八代郡千丁町大牟田上土 城主、岩崎主馬守忠久公が領内の古閑渕前にい草を栽培させ、特別な保護のもとに奨励したのが始まりとされる・
明治維新まで「お止め草」として栽培は限られていた。
(以上分かったかな〜知り合いに自慢してねぇ〜)


話を戻しますよ〜ン

あ〜わしも、畳の上で寝てみたいものじゃ
親方様は、辛抱ばっかりせいと言いながら
馬や槍など(農業機械)に張り込んでいるからなぁ〜

畳のあの独特の匂い、香りあれは落ち着くの〜う
夏はひんやり、冬は暖か
わしゃ〜板張り(フローリング)はもうこりごりじゃ〜



う〜ん、あの納屋でおなごが何かしておるぞ〜?

おい!そこの娘〜なにをやってるのじゃ〜
株分け作業
「はい、い草を田んぼに植えるために、株分けをしているのです」
「ほほ〜う」
「そち、よく見れば器量がよいの〜う
「若〜ダメですぞ〜奥方様から叱られます
「冗談じゃ〜シャレだよシャレ


「それで、1株何本くらいにするのじゃ?」
「はい、7〜10本くらいでしょうか」
株分けあと
「なるほど〜上手いのう〜」
ここで、またまたトレビア
普通、1株の苗で16個に株分けされると言う。
しかし、生産現場ではおよそ1株に10個の計算
つまり、1ha(100a)に対し10aの苗が必要としている
(まあ〜普通に作れば余るけどね〜)







い苗しょけ
「こうやって、竹で編んだ”ショケ”に入れて縄で一くびりにして結びます」
「なるほど〜で・・・およそ何本くらいあるのじゃ〜?」
「はい、だいたい800本くらいでしょうか」




い苗袋
「この袋に、どうして入れるのじゃ?」
「これは、根の乾燥を防ぐのと田んぼで配る際に汚れぬ様にでございます」
「どうして汚れてはならぬのか?」
「やはり、光合成をするのに汚れていては活着が悪う〜ございます」
「なるほど・・・考えたのもじゃ



「ところで、失礼ですが貴方様はどこの御殿様でございますか?」
「おっわしか?わしゃ〜越後のちりめん問屋の”みつえもん”と申す」
(おいおい!水戸黄門の見すぎだぞ〜


「では、励め〜」
「はは〜ありがとうございます」





さて、今日のところはこれまで!
「おい、一蔵!宿の手はずはつけてるのだろうな?」
「もう、終わりますか」
「当たり前だ〜」
(明日もあるのでこの辺で終わらせてくださいな


「はい、ちゃんとしております」
「ん〜でスイートルームであろうな〜?」
「それはぬかりはございません」


「ん〜で、芸子の方は?
「なんでございますか〜?」
「バカたれ〜一杯やるのにおなごがおらんとは何事じゃ?」
「若殿〜一応偵察(忍び)ですから・・・

「そんな事気にしてどうする〜早よ〜呼べ」



その夜
どんちゃん騒ぎしたのは言うまでもない

ホント、バカ殿である!
(これで果たしてH氏の行く末は大丈夫なのか〜)



明日はどんな展開に・・・

乞うご期待




時代小説戦(い草)冬の陣第二話
以後、お楽しみに〜ドラマは続く珍道中
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時代小説戦(い草)冬の陣第三話

昨日は、非常に寒い朝でしたねぇ〜霜バリバリでした〜
しも朝

何か、夏からいきなり冬へ〜
(お〜い秋はどこ行った〜)

仕事も今のところ雨も降らず順調に進んでおります




作業状況も紹介したとこですし・・・

そろそろいってみましょうか?
時代小説 戦(い草)冬の陣
ご存知のない方はこちら


お分かり頂けたでしょうか?
まずはあらすじから・・・

世は戦国、乱世の時代火の国の中央部にあるH氏の6代目当主やすりん(バカ殿)は、領土拡大のため南へ15km八代へ忍びと共に偵察(視察)
そこで見た物は畳表の原料となるい草であった!
すっかり、虜となったやすりん。今日は何処へ〜
詳しくは第2話へGO〜



登場人物
H氏6代目当主      「やすりん」
やすりんに従える忍び   「服部一蔵」「猿飛ばない右助」



では〜はじまりはじまり〜
(パチチパチパチ〜ほれ皆さんも・・・)



翌朝二日酔いのやすりん

「ふぁ〜昨夜は飲みすぎてしまった
「左様でございますなぁ〜」
「おい!一蔵何か変な事はやってないか?」
(たま〜にあります(><)記憶が途切れ・・・)
「はっ、何事もありませんでした」
(飲みすぎだろうが〜バカ殿が)

「昨夜は、芸娘達と野球拳したところまでは覚えてるんじゃが・・・」
(あんた、じゃんけん弱過ぎ〜


いかんいかん!これでは、奴らに示しがつかん


「ところで、若〜今日はいかがいたしますか?」

「今日も、昨日の所へ行くぞ!あれは気になる」
「若〜?もしや昨日の娘ではござらぬか?」
「ばかたれ〜何を言うのだ。わしゃ〜い草に興味があるのじゃ」
(結構バレバレ






一路昨日のい草農家へ


「あっ昨日は・・・みつえもん様でございますね
(正体が、バレないように水戸黄門のマネ)

「おう娘か〜

さっそくじゃが、昨日の続きが見とおなった
説明せよ!
はい!袋に入れたい草は植えやすいようにこうやって裁断します
苗裁断
なるほど・・・きれいに切れるようじゃ〜
なんcm位で切るのか?

はい、だいたい15cm位です。
切ったい草はこの様に、別の納屋へ保管します
苗保管
たくさんあるのう〜

はい、1反(10a)に30個位必要とします。

そうか〜それでは1反で、24000株になるのじゃな?
800株(1きびり)×30個=24000
流石、みつえもん様そうでございます
計算が速いのねっ ステキ☆


この、切ったい草はどうするのじゃ?
裁断後のいがら
はい、これは、畑に堆肥として土作りとして役立てます

ん〜ん無駄がないのう〜






ピロリロリン
※ご説明しよう!この音が鳴ったときは忍びが、情報をやすりんに伝えるためにやってきたのである


ちょっと失礼




「どうした」
「はい!我が軍が松橋城を落としてございます」
「それで〜」
「はっ、不知火城は降伏いたしました」

「ご苦労!皆のどもにくれぐれもこう伝え〜」

”勝って兜の緒を締めよ”とな
先は長いぞ〜これからじゃ〜


じゃが・・・今夜は無礼講じゃ〜皆に酒を振舞え


思惑どうりに事が運んだ。重臣たちは自分たちの手柄だと思っていた。しかし、実際は忍びを使ったやすりんの計画通りにいったまでだ。
これまで、松橋城の地形や軍備また城主の相対関係や性格をすでに分析
不知火氏は、松橋氏と我々の戦のどちらかに傘下になるか決めておることも承知

勝つべくして勝ったと言えよう!そもそもやすりんは、早くから忍びに目をつけていた
これからは、情報が物を言う。そのためにも忍びを確保しないと・・・
彼は、服部一蔵や猿飛ばない右助を囲い、多くの忍びをスパイとして敵地に送り込んでいたのである。
(恐るべしやすりん
ただ、彼は、世間にはカブキ者やばさら者と言われるようにカモフラージュしていたに過ぎなかった。



ただこれだけを除いて・・・








「娘よ!説明大義であったその印といってはなんだが、これを授けよう」
「はい、なんでございましょうか?」
香水
「これは、香水と言って南蛮からの舶来ものじゃ〜」
「若〜それは、この間鳥取へ行った際の岡山駅で買ったのも。奥方様への贈り物では・・・」
(とりあえず1番人気をリストアップ)
「バカッ何を言うのじゃ〜しっしっ」

「なんでもない!お前の説明嬉しかったぞ〜素直に受け取るのじゃ〜
「はい!ありがとうございます

この眼力で落ちたな!
そうやすりんは思った。でもそれは勘違い娘は物に落ちたのだ〜

上機嫌なやすりんは、本日の仕事(偵察)を終え宿へ戻った

今夜もいっちょう〜芸娘とぱぁ〜っと飲みますか〜
(願望です!)


やすりん偵察まだまだつづく〜



時代小説戦(い草)冬の陣第四話
お楽しみに〜ドラマは続く珍道中
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時代小説「戦(い草)冬の陣第四話」

皆様、お待たせいたしました
復活宣言です!(そうか〜?)
時代小説「戦(い草)冬の陣第四話」を今夜アップしたいと思います。


その前に、皆様にお願いがございます。
皆様により理解して頂く為に、「火の国」の地理を知っていただく必要がございます。
お手数ですが、下のクリックをポチっとしてもらえれば、地図が見れます

クリック
時代小説がよりご理解いただけるために・・・
それではいって参りましょう





まずは、あらすじから・・・
世は戦国、乱世の時代
ここ火の国では、北に(菊池郡市)菊地氏。南に(人吉球磨地方)相良氏が支配
中央部は各地豪族たちが勢力争いが激化

そこに、現在の宇城市(小川町)にH氏がいた。5代目当主「十平」は引き継いだ所領を宇城市の半分に広げた。
その後継者の6代目が「やすりん」バカ殿である
この物語は、バカ殿やすりんの栄光に満ちたパロディーである。ぜひご堪能を・・・


さて、この「やすりん」バカ殿と言われながらも、”天下三分の計”を目指し北の菊地氏。南の相良氏に対抗するべし中央部で領地を広げ民百姓が、安心して暮らせる火の国にしたいとの願望があったのだ。

影武者を使い北へ戦闘開始
一方、八代へ忍びの二人を引き連れて偵察へ〜
詳しくは第三話までこちらを・・・
どんな、展開が・・・

はじまりはじまり〜
(パチパチパチパチ〜)

登場人物 
H氏6代目当主 やすりん(バカ殿)
忍び 服部一蔵 猿飛ばない右助


「は〜昨夜も楽しかったの〜う
「はっ若^^この服部一蔵も病みつきになりました〜」
「そうじゃろ〜うそうじゃろう
「猿飛ばない右助はどうじゃ?
「はっおっしゃる通りでございます
(昨夜の事は秘め事でございます

「さて今日も行こうかのう〜」
「また、あの娘のところでございますか?」
「ばかたれ〜い草を見に行くのじゃ〜


「そう言えば、一蔵には、ある命を下す!」
「はっなんなりと・・・」
「実はな〜ヒソヒソヒソ・・・・」
(まだ、皆様には言えません



実は、やすりんは次の一手を考えていたのである


宿敵「松橋氏」を撃破。不知火氏も諜略。
(これは、やすりんの情報戦勝ち
宇城市をほぼ手中に収めた。
残すは三角城主「あそだ氏」のみ
(三角は地図では宇土半島の先っちょ)
しかしこの「あそだ氏」は火の国随一の切れ者との評判

ここでトレビアそうかな〜?
あそだ氏は、現在の宇城市長元参議院議員でJA宇城組合長も勤めていた。
フルーツたまねぎ(フルタマ)やバッテンナス(小さなナス)オレンジハート(メロン)のブランドを生み出したやり手なのだ〜
(別に、勘違いしないでね。支援者ではありません)


このあそだ氏は、宇土氏とも通じており野心も旺盛
いづれ、対戦せねばいけない相手なのだ〜
(断っておきますが、フィクションですから!選挙ではないよ)

しかし・・・今は時期ではない!

そう考えたやすりん
狙いを宇土氏に絞ったのだ
すでに、不知火城は諜略に成功しくさびは打ってある。
あそだ氏との対戦は十分に慎重にしないと。
そこで、宇土氏を落として挟み撃ちに・・・


しかしながら、この宇土城は緑川の湿地帯を通過していかねばならない。
何とか手立てを・・・


そこで、ある秘策を思いついたのであった


「一蔵よろしく頼むぞ〜そちの働き1つで命運かかっておるからのう」
「はッお任せください」


よ〜し。それでは右助行くとするか〜はっはっはぁ〜
(娘に恋をしたやすりんさっそうとい草を見に・・・









途中で、田んぼで代かきを終えた若者を発見
代かき中(い草)

ここから、新たな展開が・・・どうするやすりん




今夜はここまで
(スパーッと書きたいんだぞ〜ホントは

もう寝ます〜







中途半端でごめんなさい(><)時代小説戦(い草)冬の陣第五話
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時代小説「戦(い草)冬の陣第五話」

時代小説
戦(い草)冬の陣第五話をお伝えします
構想は、ほぼ完結しておりますが書き込む時間が・・・

では、ささっといきましょう!

まずは、あらすじから・・・
世は戦国、乱世の時代
ここ火の国では、北に(菊池郡市)菊地氏。南に(人吉球磨地方)相良氏が支配
中央部は各地豪族たちが勢力争いが激化

そこに、現在の宇城市(小川町)にH氏がいた。6代目「やすりん」バカ殿は”天下三分の計”を目指し北の菊地氏。南の相良氏に対抗するべし中央部で領地を広げ民百姓が、安心して暮らせる火の国にしたいとの願望があったのだ。

影武者を使い北へ戦闘開始
一方、八代へ忍びの二人を引き連れて偵察へ〜
そこで、畳表の原料となる”い草”を知る。
今日はある若者との出会いが・・・


第一話から四話まではこちら
登場人物H氏当主「やすりん」
忍び「服部一蔵」「猿飛ばない右助」


第五話はじまりはじまり〜
(パチパチパチパチ〜〜〜)
代かき中(い草)
「おいそこの若者〜これは、なんというものじゃ〜?」
「トラクターというものでございます」
「ほほ〜我が地区では牛でやるのじゃがの〜ぅ」

「それで、どの位力があるのじゃ?」
「へぃ!43馬力でございます」
「なぬ〜?43頭か?」
「さようですが・・・」
「このトラクターの中に43頭がいるのか?」
(こいつはバカです!だからバカ殿)
「いえいえ。それだけ力があるということですが・・・」

「ん〜で餌は?」
「へぃ!軽油でございます」
「軽油?干し草の品種なのか〜?」
(このぐらいでやめときます。睡眠時間が

代かき後

「それにしても、きれいになれているのう〜」
(高低差がない事)
「ありがとうございます。代かきは”水”が全てなのです」

ここでトレビア
代かきは、水が全て
多すぎたら、稲わらや稲株が浮くし、また土が溶け過ぎる
少なすぎたら、きれいになれないし、時間がかかる
適度な水加減が肝心なのだ!
また、かき過ぎるとい草の根に酸素が行き届かず活着が悪く生育が遅れる
その逆は、活着は良いが雑草が早く生える。

また、土質でも若干違う
粘土質は、水が少なくてもさら〜ッと溶けるしやり易い。
しかし、カキがら田などは、保水性がないぶんだけ、ある程度水があった方が良い
つまりは、田んぼの性質を見ながら代かきは行わなくてはいけないのだ〜

代かきとは奥が深いのである〜
入水中
(これ!入水中です

「なるほど〜お主の説明は良く分かるのう〜!ん〜でそちの名前は?



「へぃ!熊五郎と申します。失礼ですがそちらは?」
「おう〜わしか?越後のちりめん問屋”みつえもん”と申す」
「どこかで聞いたような・・・」
(貴方も水戸黄門の見すぎかな?

「気に入った!褒美をつかわそう〜
「えっいや〜ありがとうございますf^^;」
「そのしるしと言ってはなんですが、お昼でもご一緒にどうでございますか?」

「お〜それでは頂こうかの〜う」
「妻の手料理は天下一品ですから・・・」
「そちに妻がおるのか〜?」
「へぇ!新婚なんっすよ〜
「これがね!気だてが良くてですね〜」

「ほほぅ〜やっぱ〜毎晩?
「え〜っまぁ〜照れるなぁ〜
「ほ〜う是非拝みたいものじゃ」

一路熊五郎の家へ〜
「お〜い!客人を連れてきたぞ〜」
「は〜い」
(キッチンの奥から)

テーブルには・・・ドン!
吉田食堂
ここでまたまたトレビア?
田植えに手伝いに来て頂いている日は「定食屋さん」に食べに行くのである以前は、我が家で食事の用意をしていた。
 しかし、家から4kmはなれた借地でい草を栽培(1ha)する様になって、帰る時間がかかるので駅前の食堂(一応中華料理店)で食べるようになったのだ。

本日のメニューはチキンカツ、シャケのソテー、酢の物、ご飯に(お替りサービス)味噌汁
、デザートは自家製プリン!ボリューム満点なのだ〜

「遅くなっちゃった〜ごめんね〜
「お〜うお主は、昨日の娘ではないか〜
(そう”やすりん”が恋心を抱いている娘なのだ〜

「”みつえもんさん”ではないですか〜」
「えっご存知だったんですか〜?わしの妻を・・・


え〜〜〜


なに〜?この娘がお前の新妻なの〜???

「ねぇ〜熊五郎さんみつえもんさんから南蛮の舶来品貰ったって言ってたじゃない〜〜」
「おう〜あのいい匂いがする、香水というものか?」
「ありがとうごぜぇますだ〜
「わしの妻にこんな物頂いて〜

「あっいや〜これしきのもの〜」
(くそ〜そうとはつゆ知らず

「ほら、みつえもんさん召し上がってください
「そうですとも〜遠慮なさらずに・・・



・・・あまりのショックの余り、食事が喉を通らなかった事は言うまでもない!
その後どうやって帰ったか?さえ、解らなかったと言う・・・




宿にて・・・
「若〜今夜もパ〜ッとやりますか〜?」
「バカたれ〜こんな時に、騒いでどうする〜」

ここから、やすりんの哲学(やせがまん)なる講釈が始まります〜



久々にいってみます〜!


講釈たれてよかですか〜


よしりん




人はこのような時、ドンチャン騒ぎするのは”愚の骨頂”〜
(漢字は、これでよろしいかな?)

1人でかみ締めるのだ〜




孤独は



 人を成長させる





人は、何かに立ち向かう時、または、何かを始めた時必ずや壁に直面する!
その壁をかけ上る為には、自分との戦いでしか掴めない!
(無論、友人知人の助言に耳を傾けなくてはならないが・・・)

しかし、最後は自分自身だ!

孤独になり、自分を見つめ直す
これまでの自分・・・
今までの行い・・・
何が足りない?何が必要?
そうやって、必死で考え、悩み、悶々とした、非日常的空間が人を成長させるのだぞ!
わかったか?「右助」

「はっ!」
(けっきょくやせがまんじゃ〜?)





その夜・・・
やすりんが、悔しくて涙した事は、ここだけの秘密である。




失恋したやすりん
気持ちを入れ替え、宇土城攻略へ秘策をついに決行〜






乞うご期待




宇土城攻略の秘策炸裂か〜?時代小説戦(い草)冬の陣第六話
お楽しみに〜ドラマは続く珍道中
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時代小説戦(い草)冬の陣第六話」

時代小説も第六話に入りました
早いものです。い草の植付けもいよいよ第4コーナー付近
植付け終了と同時に終らねば・・・

では、行きましょう!
忍びと共に八代へ偵察しているH氏6代目当主バカ殿やすりん
畳表の原料のい草を知りそこで娘に恋心を抱いていた。
しかし、あえなく失恋
今夜はどんなことがあるのか〜
詳しくは第五話から・・・

では、はじまりはじまり〜
(パチパチパチパチ〜〜〜)


やすりんは、とうとう一睡も出来ず翌朝を迎えた
目は赤く晴れ上がり、目の下にクマができていた

「若〜おはようございます
「おう!今日は朝から天気が良いのう〜
「曇りなんですけど・・・」
「おう!そうだったか〜」
「大丈夫でございますか〜」
「何を言うわしは、いたって元気じゃ〜
「若!目が真赤ですが・・・それにクマも・・・
「お前ってデリカシーがないのね


「まぁ〜よい今日も行くぞ〜」
「えっまたですか?」
「当たり前じゃ〜い草植えがあるのじゃ〜」
「はっ!承知いたしました」



ピロリロリ〜ン
ご説明しよう!この「ピロリロリ〜ン」は忍びからの情報である

「どうした〜?」
「はっ!一蔵様より準備滞りなく完了しましたとの良しにございます」

ここでまたまたご説明を・・・
一蔵には、宇土城攻略の秘策の準備に当っていたのだ
それが完了したとの知らせである。
第四話を拝見していただきたい

「では、今夜決行だ!ぬかるかよ〜それと、この文を渡せ
「はっ!で・・・どなたに?」
「yasuにだ」
(この文には宇土城攻略の秘策が克明に綴られている)



またまた、またご説明を・・・
”yasu”はH氏重臣の1人やすりんが最も信頼している武将だ
彼には特殊な技術がある。
その技術を十分に発揮できるのが今回の命なのだ〜

”yasu”実は彼!私の後輩
ブロガーなのだ
WA!STYLE
皆様!彼のブログもヨロピク〜
(左のサイドバーにヒントはあるよ〜当ててみ〜?)






よし、それでは行くぞ〜右助〜
溝堀り前
「おう〜熊五郎〜精が出るのう〜」
「はっこれはこれは”みつえもん様」
(やすりんはここでは”みつえもん”なのです!)

「これは、何をしておるのじゃ?」
「へぃ!スコップにて溝堀りをいたしております」

「ほ〜う?さっきの田んぼは機械で掘ってあったらしいがのぅ?」
「へぃ!田んぼによっては、違いまする」


ここでトレビア
この田んぼは、隣の田んぼが低いため入水した場合漏れやすい。したがって、畦ギリギリまで代かきを行う。そうする事によて多少水漏れを防ぐのである。
また、溝を掘らないと排水が悪くなるためスコップにて溝を掘っているのだ
その後”レイキ”によってきれいにならすのだ〜

はい!これ ドン!!

溝堀り
(この様な田んぼ多いのです。)

「おぅ〜うまくなれたのぅ〜」
「ありがとうごぜぇますだ」
「お前ひょっとして、野球やってた〜?しかも補欠で・・・
(グランド整備のプロ)
「はぁ〜よくおわかりで・・・
(おいおいサッカー部だよ!しかもレギュラーだからな


ここでまた、ピロリロリ〜ン
「熊五郎ちょと失礼するぞ〜」



今度は違う忍びから・・・
「どうしたのじゃ〜?」
「はっ!若のおっしゃられていた方の居場所が掴めました

「ほ〜ぅよぅやった〜これから案内せ〜い」
「はっ!了解しました(ラジャ〜)」

「ですが若〜あのお方はなかなか口説けませんぞ〜?」
「それは分かっておる」
(ゴメンなさい(><)今は誰か言えません!)

「おい熊五郎!明日も田植えはやるのじゃろう〜?」
「へぃ!やりやす」
「ではまた明日じゃ〜さらばじゃ〜



一行は急いであるお方の?お屋敷へ〜

ここからの会話はひ.み.つ




さてここからは、火の国の地図をご覧頂くと分かりやすいかと・・・
クリック

その夜
宇土城近くの緑川湿地帯にある台地では、yasu率いるプロフェッショナル集団が急ピッチで作業を開始していた


「お〜い!例のものは流れてきているか〜?」
「はっドンドン流れて来ています」
「番号を書いてあるゆえ、手際よく班に分かれてやるんじゃぞ」
「はっ!了解しました」
「さ〜急げ急げ〜夜が明けるまでが勝負じゃ〜
「1番早く完成した班より褒美をつかわすぞ〜
「お〜ぅ〜!





そして翌朝
昨日まで何もなかった緑川の湿地帯にある台地には

颯爽と、そびえ建つ城が完成していた!


これが世に言う



一夜城である



ここで解説
宇土城攻略のためには、攻撃の拠点がぜひとも欲しかった「やすりん」
しかし、時間が経てば宇土軍からの攻撃で城は築けない
そこで、一気に城を完成させる方法を考えたのである

やすりんは服部一蔵に、緑川の上流に木材を加工させ(切込みなど)緑川の上流(現在の美里町)から、城を構成する部材を流し現地で組み立てる画期的な方式を取って城を一夜で完成させた。
しかも、グループを作り、各グループで競争させた。褒美と言う、現場で働く者に意欲を高めさせたのも見逃せない!

この全体指揮をとったのがyasuである。
ちなみに彼は、家の庭の泉水に水車を自作で作ったり、子供のためにバッティングマシンを作ったり・・・その他あらゆるものを自作できる特殊な技術があるのだ〜





ここでトレビア
この、一夜城どこかで聞いたような?

それは、豊臣秀吉の墨俣一夜城伝説なのだ!

今を遡る事、1566年
織田信長は美濃(現在の岐阜県)斎藤氏を攻略する際ぜひとも拠点を作りたかった
しかし、斎藤軍からの妨害によりなかなか出来ない。
それを秀吉が3日で完成させると豪語
木下籐吉郎(秀吉)は、蜂須賀小六ら近隣の土豪達の協力を得て、木曽川上流から城の部財を流し、城を築いた。
(歴史的には1週間かかったらしいが・・・)
建築史においては、プレハブ工法.プレカット工法の元祖と言われるのだ〜

ご理解いただけたカナ?



この一夜城の完成で、宇土軍の士気は一気に消沈





その後、H氏の総攻撃により
宇土城は陥落したのは言うまでもない!!






これで、宇城地方はほぼ掌握

後は三角城主「あそだ氏」のみとなった

これから、あそだ氏との激戦が繰り広げられるのか〜




今度は一体どんな秘策が・・・



次回時代小説「戦(い草)冬の陣第七話」おたのしみに〜
(おい!い草の田植えはいつやるのだ〜)




乞うご期待








あそだ氏との激突か〜?時代小説戦(い草)冬の陣第七話
お楽しみに〜ドラマは続く珍道中
ローテク(手植え)で頑張るぞ〜田植えも、いよいよ第4コーナー
生産現場から!全国の人に感じてもらいたい!たたみ文化を残したい。次世代につなげたい。
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時代小説「戦(い草)冬の陣第七話」

時代小説「戦(い草)冬の陣も第4コーナーにまいりました

まずはあらすじから・・・
宇土城攻略のための秘策「一夜城」を完成させたH氏6代目当主「やすりん」
その後一気に総攻撃で宇土城は陥落
次は宿敵三角城主「あそだ氏」はどう出る〜
やすりんはどう動く〜!!



詳しくは第一話〜第六話ご覧頂きたい
クリック

登場人物
H氏6代目当主「やすりん」
忍び 服部一蔵 猿飛ばない右助


では、はじまりはじまり〜〜
(パチパチパチパチ〜〜〜)

服部一蔵が八代の宿へ着いたのは明け方であった
急いで、やすりんに報告せねばならなかったからだ

「若〜任務無事遂行いたしました
「おぅ!ご苦労であった。宇土氏の首は獲ったか?」

「・・・・」
「逃げられたか?
「はっ!申し訳訳ございませぬおろらくあそだ氏のところへ
「いたしかたないのぅ〜まぁ〜よい。宇土城は落ちたことであるしのぅ」




では、早速いくかのぅ〜
(またかよ〜)
一路はい草の植付け現場へ〜
「おう〜熊五郎〜やってるか〜?」
「へぃ!みつえもん様」
(ここでは、やすりんは”みつえもん”と名乗ってます。一応偵察忍びですから・・・)
い草植え型付け
「これはなんと言うものじゃ〜?」
「へぃ!”型付け”と申します」


ここでトレビア
(1)い草は、手植えの場合約20cm×20cm(縦横)正方形の間隔で植え付ける。
もちろん、人それぞれである。
い草の場合昔の風習で”尺””寸”を使う
ちなみに、1寸は3.03cm 1尺は30.3cmとなる。
以前はハーベスター(い草収穫機)に合わせて、7寸(約21cm)の6寸(18cm)だった。
現在は(1)で行っている。
(もらい物だから・・・)
い草は、成長するにしたがって網を張るのだが、網と網の間隔で条間を若干各自変えているのだ〜
3番手網上げ

これは、今年のやつ
つまり、平成18年産のい草
解るかな〜?
い草が伸びたので
網を上げる作業の前にバシャッ
この間隔が狭いと人が通りずらい
広いとい草が網からはみ出るし、風に弱いのよねぇ〜


ちなみに、坪80株となり(多分)10a当り(300坪)24000株
つまり、人の手で1日1人平均15000本植えるのだよ
(1人6a分ね!私はもっと植えるけど・・・)


「相変わらず熊五郎は説明がじょうずじゃ〜のぅ!」
「ありがとうごぜぇますだ
「う〜んで今私のハニーが植えてますよ〜ん
い草田植え風景
「おぅ〜娘が植えてるのか〜お〜い娘よ〜がんばれ〜

「みつえもん様〜がんばりますわよ〜」


「では、励め!熊五郎〜」
「みつえもん様!まだあるのですが・・・」
「いや、明日また来る。先を急ぐのじゃ〜
(これからが、本番です〜いっいや付録です

ここで、火の国の地図をご覧下さい
一層ご理解頂ける為に・・・
クリック

やすりん一行は、あるお方の所へ
そのお方とは・・・


八代城主元筆頭家老
竹中ブチ兵衛
八代氏の先代では軍師として崇められていたが、当主が変わり相良氏と同盟関係に・・・
って言うか?吸収合併されたのだ。
意見の衝突&相良氏から危険人物と評され
まぁ〜今風に言うと左遷(窓際族?)
隠居させられたのだ!!


ん〜んブチ兵衛??どこかで聞いた様な・・・

そう!熊銘会の会長ブッチーさん
(なかなかのキャスティングでしょ!)
彼もブロガー
「稔(みのる)エコの心」

彼を、軍師としてH家に迎え入れたいと願っていたやすりん
しかし、かなりの頑固者
(あくまでも、フィクションですから〜)
これまで2回も断られてたのだ

これが3回目。いわいる3度目の正直なるか〜?
(しかし、やすりんにも秘策が・・・
「今日も来ましたよ〜」
「またお主か〜しつこいのぅ〜」

「ブチ兵衛様!い草の事でちょっと・・・」

すると・・・待ってましたかと言う様に
喋る喋る〜マシンガントーク炸裂


1時間があっという間〜

省略いたしま〜すm(−−)m





1時間後
「おぅ〜ここではなんなので、奥へお入れなされ〜」
(やっと中へ入られたホッ)


「ところでやすりん殿、最近米の相場が上がったらしいのじゃが・・・」
「はい!京の都で戦が起こるとか・・・?」

「なるほど・・・じゃが、わしの情報では戦は起こらぬようじゃがのぅ?」
(こ奴カマかけてきてます)

「ワタクシの情報では戦が起きると・・・」

皆様ここの場面はテストに出ます
頭に入れとくように・・・



「せっかくじゃから、お土産をつかわそう
「なんでございますか?」

「あそだ氏は相良氏と、通じておるぞ」
「わしの情報では、八代港から船で渡りそなたを南から攻撃するとの由」

「え〜〜〜マジッすか〜
「知らなんだか?」
「はい!一蔵すぐに帰って戦の準備だ!皆の者に伝え〜」
「わしもすぐ参る」

「さらに、あそだ氏の基に逃げた宇土氏も反撃するとの事。そなたを挟み撃ちにするようじゃ?」
「ですか〜?しっかりと監視させまする



「ところで、そなたのい草に関する考えなかなかのものじゃ
「はい!ブチ兵衛様のビジョンを是非とも実現させたいと願っております。私に力を貸して頂けませんか」
(お願〜い

「分かりもした。貴方にかけてみましょう」
(ラッキー
「ともにがんばりましょうぞ〜おう〜


これで、竹中ブチ兵衛はやすりんの軍師としてこれから、力を貸してくれることになった!
”鬼に金棒”とはこの事である




これを



三願の礼


と、のちのち伝えられる・・・





ここで、またまたトレビア

三願の礼とは、三国志で登場する蜀の皇帝「劉備元徳」が軍師「諸葛孔明」に直々に会いに行くが、孔明は家を留守にしていることが多く、劉備は彼になかなか会えなかった。
ようやく3度目で会う事に・・・
こうして、「三顧の礼」の故事が生まれる。孔明に会えた劉備は、時局について鋭い指摘を受ける。このとき孔明が提言したのがいわゆる「天下三分の計」なのだ!







あそだ氏との心理的駆け引きは、すでに始まっている!
どうなるのか!やすりん


ではまた次回








あそだ氏との激突か〜?時代小説戦(い草)冬の陣第八話
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時代小説「戦(い草)冬の陣第八話」

いよいよ今年のイグサ植付けも第4コーナーを抜け
ホームストレートに入りました。ラストスパート

この時代小説も同時に終らねば・・・

急ぎます


まずはあらすじから・・・
八代城元筆頭家老の竹中ブチ兵衛をやすりんの軍師として迎え入れる事に成功
そのブチ兵衛からあそだ氏の奇襲攻撃の情報を入手
急いで、小川城(H氏の居城)へ帰還することに・・・
あそだ氏といよいよ激突か〜
詳しくは第一話〜第七話(カテゴリーからも入れるよ〜ん)

どうも第七話が入りません第七話だけはこちら



では、はじまりはじまり〜
(パチパチパチパチ〜〜〜〜)


竹中ブチ兵衛の屋敷からやすりん一行は小川城へ(H氏の居城)へ帰還を決意した。
途中、用事を思い出す。
「そうか〜あの男に別れを告げねば・・・




それは・・・熊五郎であった
(彼からは、い草の事を上手く説明してもらったのだ)



「お〜い!頑張っておるのぅ〜」
「へぃ!みつえもん様」
(ここではやすりんの呼び名は、みつえもん)

これはなんじゃ?
そり
「へぃ!い草を運ぶ”そり”と言うべきものか・・・」


ここでトレビア
従来、袋に入ったい草は、10a当りおよそ30個程度
したがって、30aで長さ100mの場合、い草を60個ていど畦から入れる。
い草田植え風景
まぁ〜こんな感じに最初は置くのね!

残りは途中に(い草がなくなった頃)30個入れる。
苗を置くバランスがあるので、最初からあまり多く入れると仕事(植える人)がはかどらないのだ。

そして これ ドン!
い草苗入れ
こうやってバランスを考えながら運ぶのだ〜



「いつもの如く、熊五郎は説明が上手じゃのぅ」
「いや〜ありがとうごぜぃますだf^^;」



「ところで、お主に伝えときたいのじゃが・・・」
「はぁ〜?」

「わしのホントの名は小川城主H氏6代目当主やすりんと申す」
「えぇぇ〜??あの今飛ぶ鳥を落とす勢いで、そのうち火の国を制覇するであろう!ただ今、赤丸急上昇中のあの〜やすりん様でございまするか〜??」
「ホントに説明が上手じゃのぅ〜!」

「実は、これから戦が始まる。ひょっとしたら・・・これでそちとは今生の別れに、なるやも知れぬ。これまで、短い間であったがい草の説明、誠に感服した。礼を申すぞ〜」

「えっ戦ですか?・・・御武運をお祈りいたします」

「うん!それでじゃがのぅ〜冥土の土産にい草の苗を分けてはくれんかのぅ」
「えっい草の苗ですか?それは・・・

「知っておる!苗は勝手に他人には譲ってはならぬからのぅ」

ここで、またまたトレビア
い草の苗(ひのみどり、夕凪、ひのはるか)は種苗法により生産農家でも譲り合ってはならない。
それは、海外(主に中国)へ勝手に栽培される事を禁ずる手段でもある。
ひのみどりの場合、県の試験場が10の歳月をかけて品種改良したできたもの!
簡単に持っていかれたらいけないっしょ?
以前は「上海みどり」ものが出回っていたそうだが・・・
DNA鑑定で水際で阻止されたとか・・・
(まぁ〜出所は日本人からですから・・・モラルがないというか・・・


「しかしのぅ〜これから、H氏と八代氏は仲良くなる!我らもい草を栽培いたす。その際には、お主に栽培の講師を頼もうと思っておるのじゃ〜!もちろんVIP待遇で・・・ぜひともわしの力なって貰えぬか」

「もったいないお言葉で、ありがたき幸せに存じます。でも・・・」

「左様か〜益々気に入ったぞ。では、こうしようもし、わしが亡くなった場合と八代氏より命が下されればどうじゃ?」

「へぃ!その時はこちらから宜しくお願いいたします」




そうしてやすりん一行は帰還した

久々に帰還したやすりんは連戦の兵士達の疲れた顔より、むしろ今度も「勝つのでは?」と言う、慢心が怖かった。
やすりん軍総出の中、やすりんの演説が始まる

皆の者、これまでの戦い誠に大義であった。皆の一人一人の頑張りが、この様な結果に繋がったお陰じゃ〜
我れは、願っておる。
民の平和を・・・
世の平穏を・・・
そして必ずや、叶える
民の、民による、民のための政を・・・

そのためには、今回の戦は必ずや勝たなくてはならない
これまでの、戦とは訳が違う
これまでで、最強な相手である。

我れは、命をかけて今回決戦を挑む。

皆の者 この戦、我に賭けてはくれぬか?
皆の者が頼りじゃ〜

この戦に勝って火の国を変えようぞ〜
我れに力を貸してくれ〜


お〜ぅ〜



ここで、3回目のトレビア
第16代アメリカ合衆国大統領のリンカーンの演説の1節
「人民の人民による人民のための政治」
建国の父である初代大統領ジョージ・ワシントンや(アメリカ独立宣言の起草者)第3代大統領トーマス・ジェファーソンとともに、アメリカ合衆国国民に最も愛された大統領の1人。



これで、一気に皆は引き締まり1つにまとまった。


さらに軍儀が始まった。
またまたやすりんのご説明


ここで、火の国の地図をご覧下さい
一層ご理解頂ける為に・・・
クリック

よいか!皆の者
わしの情報では、あそだ氏は天草水軍と一緒に大船団で八代港へ到着。そこから、この城へ一気に攻めてくる。
また、宇土氏と不知火氏の残党と手を組み南北から挟み撃ちにする気じゃ!

不知火城からの監視を怠るな!
無論、宇土城からもじゃ!

これより、我が軍は氷川の岸に陣を張る
おそらくここが戦いの場になるだろう
奇襲をかけてくるやもしれん
皆心して闘うべし!
無論、わしが先陣を斬る
よいな〜


「ははっ〜」

しかしやすりんは、影武者を使いこの城に留まる事にしていた。
それは、中間の位置に居た方が指示しやすいからだった。
皆の者の士気を高めるために言った方便だったのである。




そして深夜

忍びからの伝令が・・・
「ただ今、あそだ軍が氷川の対岸へと到着した模様。幅1里もの長さの松明が照らされておりまする」

「あい、分かった。相手が動くまで待つのじゃ〜」


長い夜になりそうじゃ。やすりんはそう呟いた。
しかし、武者震いと言うよりも、なんだか胸騒ぎがしたのを、気づいてはいない。




小1時時間たったであろうか?突然!!城のほら貝が鳴り響いた。

「どうしたのじゃ〜
「はっ!あそだ軍が城へ攻めてきたよしにございまする」
「なに〜??

「裏を取られたか〜計られた〜



あそだ軍は、船で八代海から2手に分かれ、氷川の対岸には少人数で松明を沢山照らし、一方で、大多数は小川港に上陸。監視部隊を難なく撃退
一気にこの城へ攻めてきたのだった。



多勢に無勢・・・すぐさま、城へ入り込むあそだ軍



やすりん大ピンチ









今宵はここまで・・・



絶体絶命のやすりんに秘策はあるのか〜
予想も着かない展開。やすりん死を覚悟
果たして、やすりんは大丈夫なのか?


運命を賭けた戦いは次回へ続く!!








裏を取られたやすりんの命は・・・時代小説戦(い草)冬の陣第九話
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時代小説「戦(い草)冬の陣第九話」

時代小説「戦(い草)冬の陣」も、残すところ後二話いや三話になりました
(たぶん・・・)
い草の植付けも明日で終了する事から、この時代小説も急がねば・・・


さそくいきましょう!!
(今夜はい草関連はお休み小説のみでござる)


まずはあらすじから・・・
やすりんの軍師として仕える事になった「竹中ブチ兵衛」より、あそだ氏の行動を聞き急いで居城に帰還。
そして、あそだ軍との戦いに備える。しかし、あそだ軍に裏を取られ居城に攻め込まれたやすりん。(><)
手勢は少なく、やすりん大ピンチ
どう切り返すのか〜
詳しくはこちら第一話〜第八話まで

はじまりはじまり〜
(パチパチパチパチ〜〜〜〜)

登場人物
H家六代目当主   「やすりん」主人公
軍師        「竹中ブチ兵衛」
宿敵        「あそだ氏」

ここで、火の国の地図をご覧下さい
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やすりんは、冷静さを欠いていた無論予想外の展開であったからだ
しかしそんな事を言ってる場合ではない。命さえ落としかねない状況。
まさに、絶体絶命の大ピンチなのだ。
人間”開き直った奴は怖い”
やすりんは意を決して、側近の手を払い、表に出て応戦
得意の弓矢で、敵方を次々に命中させる






その時、1人の武将が馬から颯爽と駆けて来てこう言った



やすりんはいずこじゃ〜
我は三角城主あそだ謙信いざ戦わん〜


やすりんもボルテージ最高潮
(上等じゃないか〜い


我は小川城主六代目当主Hやすりん
相手にとって不足なし
お相手仕ろう(つかまつろう)〜
(落ち着いた声で)

2人の間に、殺気に満ち溢れた「つ〜ん」と張り詰めた空気が流れた。
すでに戦いは始まっている
2人とも微動だにしない
”気”で先手争いを行っているからだ

やすりんは、謙信の動きに凝視した。しかし、微動だにしないあそだ氏に寸分のスキがない。
「ハッと」気づいた
おそらく彼は、無心でいるに違いない
どこを攻めるとかどう来るとかは考えてはいないと・・・


やすりんは、無心になり、そして・・・

上段から、相手の間合いに入り、大きく振りかぶった。
謙信はすばやく察知し一歩後退。

かわされたやすりんは、刀が地面近くに下がった。
謙信は、「しめた〜」とばかりにやすりんの、頭上をめがけ刀を振りかぶる。


「やばい
がら空きとなり、頭が下がった状態のやすりん

誰もが、終った〜・・・・と思ったその瞬間







やすりんは、電光の横薙ぎ攻撃(斜め上に切り上げる攻撃)が炸裂

つまり、かわしやすい縦の偽装攻撃を行うことで、わざと自らの頭上にスキを作り、相手がそのスキを狙って剣を頭上に振り上げた結果生じる胴体を狙ったのだ。



これが、のちのち伝説となった



必殺!ツバメ返し



なのである。

ここでトレビア
通称「ツバメ返し」皆様ご存知の佐々木小次郎の必殺技。
実際は「虎切剣(こせつけん)」と言う。
生年不詳。安土桃山時代から江戸時代初期の剣客。
巌流と呼ばれる流派を創始、3尺3寸の太刀(通称物干し竿)を使いこなし、宮本武蔵との巌流島での決闘は有名


が・・・謙信も咄嗟に、かわす・・・

はずであったが、額からは血が・・・



そして、歓声が沸き起こった




氷川の岸に陣を敷いていたやすりん軍が引き返してきたのだ

形勢は一気に逆転
謙信は護衛に守られ、一目散に逃げ帰った。


「あと追いはするな!」やすりんはそう叫んだ。
またいずれ・・・い、いやすぐにでも、闘わねばなるまい



冷静になるにつれ、計られたやすりんは悔しさをにじませた。
ブチ兵衛の言う事を鵜呑みにしたわけではない。
忍びを使いちゃんと裏はとっていたはず・・・
しかし、こちらの動きをすでにキャッチされている・・・
わしがこの居城に居ることも・・・


やはり、一筋縄ではいかない。
本来なら、正々堂々と闘って勝ちたい。
しかし・・・戦とは所詮「勝ったが官軍、負ければ賊軍」なのだ。
これまでも、幼少の頃より負け戦を何度も経験

是が非でも勝たなくては・・・




いよいよ、あそだ謙信の弱点を見つけたやすりんがある秘策を実行に移す!




今夜はここまで




乞うご期待











あそだ謙信の弱点とは?やすりんの秘策とは??時代小説戦(い草)冬の陣第十話
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時代小説「戦(い草)冬の陣第十話」

時代小説「戦(い草)冬の陣」も十話とあいなりました。
第4コーナを抜けたところといったところでしょうか!

では、早速いきましょう

まずは、あらすじから・・・
あそだ謙信に計られ、大ピンチのやすりん。謙信との一騎打ちに必殺”ツバメ返し”で応戦。氷川岸に陣を敷いていた味方の軍が間一髪で駆けつけて、事なきを得た。
しかし、やすりんはなぜ?裏を取られたのか?悩み、考えていた。
そしてついに、満を持してあの秘策を実行する・・・



ではお待たせいたしました〜
(待ってはないと思うけど・・・

はじまりはじまり〜〜〜
(パチパチパチ〜〜〜)


登場人物
H家六代目当主       やすりん
忍び            服部一蔵 猿飛ばない右助
やすりんの重臣       yasu
やすりんの軍師       竹中ブチ兵衛
三角城主(宿敵)      あそだ謙信
火の国の地図をご覧下さい
一層ご理解頂ける為に・・・
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やすりんは、謙信にしてやられたことを、ず〜ッと考えていた。
冷静になるにつれ、悔しさをにじませた。
忍びを使いちゃんと裏はとっていたはず・・・
しかも、こちらの動きをすでにキャッチされている・・・
わしがこの居城に居ることも・・・


やすりんは、謙信の弱点をつき、秘策を決行する。

やすりんは、まず重臣のyasuを城に呼びつける!

「yasu!宇土城攻略では”一夜城”見事な働きであった」
「ははぁ〜!なんのこれしき
「そなたに、緑川城(一夜城)の城主に任命いたす〜!」
「ははぁ〜恐悦至極に存じまする〜」

「そこでじゃ〜!今度は菊地氏の下へ行きこの書状を渡すのじゃ」
「はっ!!」
「それとな!ヒソヒソヒソ」
(まだ言えません。情報が漏れると・・・
「了解いたしました」





一方三角城内では・・・
勘定奉行と謙信がなにやら話し込んでいた・・・
「親方様!このところ米の相場が上がり、また先日の戦で財政は圧迫しておりまする」
「多分その事ではないかと思った
「どうしたもんですかのぅ〜?」
「米の相場が上がるとはなぜじゃ〜?」
「はっ!京の都にて戦が起こるとのよし」
「そうかのぅ〜?わしの情報ではそのようなことは・・・??」
「でも実際は、2倍以上の価格でございまするぞ〜!」


「どうもおかしい?うらをとるのじゃ!」
「はっ!」



一方やすりんの居城(小川城)ではyasuが菊地城から帰還

「殿〜!帰ってまいりました」
「どうであった〜?」
「はっそれが・・・
「言わなくても良いおそらく無理であったのだろう?」
「さようで・・・しかし米百俵を頂きました」
「なるほど・・・金はやりたくないが、手ぶらでは天下の菊地氏が笑われるからのぅ〜」
「はっ!最近の我が軍の勢い!殿を恐れておりまする」

「おぅ〜そうか〜それでは、それで寺子屋を建てようぞ〜」
「はぁ〜?我が城は財政が厳しいのでは・・・?」

「ばかたれ〜この米は無かったと思えばよいのじゃ〜」
「はぁ〜
「この金で優秀な人材を確保するための寺子屋じゃ〜。これから領土も増えるが、やはり生え抜きの武将でないと我が郷土は栄えん!」



ここでトレビア米100俵
これは有名ですねぇ〜
戊辰戦争で敗れた長岡藩は6割の減知になり、財政は悪化。そこで、支藩の三根山藩から米100俵が送られる。
これを、藩の大参事「小林虎三郎」は、米を売却しその金で「国漢学校」を開校
抗議に来た藩士たちに
「百俵の米を食べれば無くなるが、教育に当てれば明日の一万、いや百万俵となる」
と諭し、自らの政策を押し切ったのである!




さて、三角城勘定奉行は米の相場上昇の裏を取りによしみの合った米問屋へ〜
その米問屋の名はtomo兵衛(彼もブロガー)
「tomo兵衛〜久しぶりにござる」
「久しぶりですなぁ〜」

「つかぬ事を聞くが、米の相場が上がっておるのはなぜじゃ〜?」
「あ〜あれか?都にて戦があるからじゃ〜」

「うちの殿が都では戦はないと言っておってのぅ〜?」
「ほほ〜ぅ!なかなかの情報通じゃそちの殿は・・・流石火の国一の切れ者ぞ〜」

「では、やはり戦はないのか〜?」
「ここだけの話じゃ!誰にも言うなよ」

「あいわかった」
「実は都でのいくさ、回避されそうじゃ!わしは都のある武将から頼まれておってな、米を買い占めておった。が・・・戦はおそらくない。さすれば、米は豊作によって相場は崩壊いたす。わしは、これからすぐさま売り払ってしまう。手付も貰っておるしのぅ〜。下がったところでもう1度買おうかと思っておる。まだもう少し上がりそうじゃが、ここが潮時かと・・・」


「ほ〜ぅ〜なるほど・・・良い情報を頂いた」
「誰にも言うんじゃないぞ〜!」
「分かっておる」




三角城勘定奉行は、早速城へ帰り謙信に伝えた
それを聞いた謙信は、次の手を打つ

「よいか!米は今のうちに売りさばけ!相場が下がった時点でまた買い戻す!」
「はは〜!やすりんの方は大丈夫でございまするか?」

「大丈夫じゃ!あやつも金には苦心しておる。先程菊地城へ名代を遣わし、金の苦心をしにいったそうじゃ。もっとも、借りられなかったという話じゃが・・・」
わはっはっはは〜〜

そうなのである。流石火の国一の切れ者!!やすりんは菊地氏に借金を申し込んでいたのだ(yasuを名代に)


またまた、小川城(やすりんの居城)では・・・
ピロリロリン
この音が出るときは忍びがやすりんに知らせを伝えに来た事を意味する!

「若〜準備滞りなく完了しました」
「おぅ〜あいわかった。では仕上げといくかのぅ〜」




そう言うとやすりんは、すぐさま家臣達を呼び寄せた。
呼び出された重臣たちを前にやすりんは、あそだ氏への対決を表明する
家臣の間からは、もう少し待った方が良いのではと・・・という意見があったが、やすりんは耳を貸さない。


「よいか!皆の衆、これからあそだ氏を総攻めいたす。各方面から包囲するのじゃ〜この戦絶対勝つ!勝つのじゃ〜」

「はははぁぁ〜!」
早速軍議に移り、宇土&緑川方面からyasu軍。不知火からは大将やすりん自ら出陣
天草水軍には不知火水軍が補給路を断つ!



さて、この秘策もうお分かりになったかなぁ〜〜?



では、やすりん軍の攻撃を聞いた三角城主あそだ謙信は・・・
「なぜじゃ〜??戦に大切な、大切な!!ものがないではないか〜









この秘策とは・・・



兵糧攻め



なのである。謙信は、一部を残し米を売りさばいていた。
無論、三角城周辺の農家も米の相場が高いのですでにない。
元々、この地は田畑が少なく三角港にて貿易で栄えた地なのだ。
これに目をつけたのがやすりん
金があればなんにでも手に入る!
そう考えているに、違いない!


実は、この米の相場上昇は、やすりんの策略であった。
米問屋のtomo兵衛を使い米を買い占めさせ、相場を吊り上げる。
一方、すぐに攻めて来ないように見せかけるために「菊地氏」に金を苦心。
これは、カモフラァージュである。無論借りられない事も、想定内
米100俵は想定外


皆さん!第七話でテストに出るって書き込んでいたのを知ってますかな?
詳しくは第七話をクリック

軍師ブチ兵衛は知っていて、カマかけていたのかも??
(恐るべしブチ兵衛〜!)
この頃から、すでに仕掛けていたのですぞ〜

tomo兵衛と繋がっている事も謙信&勘定奉行は知る由もない。


篭城しようにも、腹が空いては戦はできぬ!


ここでトレビア
これは、豊臣秀吉が鳥取城を攻撃した手口なのだ!
秀吉は鳥取城に経済戦争を仕掛けたのだ。
秀吉は商人を使って、米を高値で買い上げた。高値で売れるので、城の台所番までも城中の米を売ってしまったという。無論高値で売り、安値で買い戻す考え
毛利軍の駆けた時はすでに遅し・・・
落城した城内は売り払った金はあったが米はなし
溜め込んだ金は秀吉のもの・・・
流石、天下人ですなぁ〜


三角城主あそだ謙信はダメモトで奇襲攻撃してくるが、多勢に無勢
あえなく全滅したのだ!
(謙信は自害)





ここに、やすりん宇城地区を完全攻略



天下三分の計

に一歩近づく!!



そのころ、軍師竹中ブチ兵衛は八代で精力的に動いていた







あそだ謙信をついに攻略!時代小説戦(い草)冬の陣第十一話
お楽しみに〜ついに最終話
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やすりん

熊本県宇城市にてい草栽培&畳表を製織する
50歳になっちゃった藺草人。かつては、熊日新聞に連載経験ありのにわかエッセイスト!「茣蓙蔵十平」の畳表ブランドを立ち上げて全国の畳屋さんを魅了してる途中。
藺草栽培から畳表作りまでの四季を刻々と綴ったblogである。
異論、反論 
苦言、提言 
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寸抜き
平成19年産いぐさ
サンプルとして1寸ずつ抜いて選別基準を決定!
圃場が変わっても
安定した畳表
生産するには欠かすことのできない作業なのだ

寸抜き1








選別作業
寸抜きしたサンプルを基に選別
8段階にセット(自動選別機)

選別機3








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